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冨樫義博:僕が先に死ぬか、『HUNTER×HUNTER』が先に終わるかは分かりませんが、描き続けていきたいです。

『週刊少年ジャンプ』創刊50周年を記念した様々な企画が現在も進行中ですが、その一つとして、『ジャンプ』で作品を連載してきた人気漫画家へのインタビュー企画があります。最新インタビューでは、『幽☆遊☆白書』や『HUNTER×HUNTER』といった名作漫画を手掛けた富樫義博先生が登場。インタビューの中で、富樫先生は「『HUNTER×HUNTER』は途中で終わることはないが、自分が先に死ぬか『HUNTER×HUNTER』が先に終わるかは分からない」と語りました。この言葉はファンの心に深く響き、先生の健康を心配する声や、より一層の健康管理を促した声が寄せられました。

冨樫義博氏は、『HUNTER×HUNTER』の構想は『幽☆遊☆白書』連載後期に生まれたと説明する。『週刊少年ジャンプ』の人気投票を綿密に分析した結果、スポーツやバトル漫画など、勝ち負けがはっきりした物語の方が読者に人気が高いという結論に至った。そこで、次回作ではこのテーマを取り上げることにしたという。当初、ゴンは行儀の良い子として描くつもりだったが、第1話を描いた後、「この子、ちょっとヤバい」と感じたという。しかし、このヤバいキャラクターを描くことが作品の方向性と合致し、ゴンのキャラクターデザインはそれ以来変わっていない。

冨樫義博先生は『HUNTER×HUNTER』を描くのは今は時間との闘いだとおっしゃっていました。『HUNTER×HUNTER』が途中で終わることはないけれど、自分が先に死ぬか『HUNTER×HUNTER』が先に終わるかのどちらかになる(そう考えると、冨樫先生の立場はちょっと切ないですね)のかもしれません。終わるべき作品が連載されているのを見て読者が憤るのは分かるけれど、読者としては物語が続いてほしいし、作者としても描き続けたいので、ぜひ続けてほしいとおっしゃっていました。これを見ていると、本当に、冨樫先生、これからは原稿だけでも出していただければ結構です、見たいだけです、と言いたくなります。

冨樫義博は後に、連載漫画は疲れるが、描くのが楽しいと語っている。若い頃は描きたいものを描くのが難しかったが、今は自由に表現できるので、描いていると語る。若い頃には描けなかったテーマに挑戦したいが、もう年齢的に無理なので、他の人に描いてもらう方が良いと考えている。他の人の絵が作品の質を高めるのであれば、コラボにも反対しないという。