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日本のドラマの多くは、現在、漫画を原作としています。放送前に十分な話題性を獲得するには、制作陣やキャストの話題性に加え、作品自体の話題性も重要です。以前、Pixiv発の漫画『幸色のワンルームマンション』が実写ドラマ化されることが発表されました。この物語は、学校で虐待やいじめを受けている少女が、ある青年に「誘拐」という形で引き取られ、自らの意思で彼と暮らすことになるというものです。この作品の内容は、誘拐を美化しているとの批判が相次ぎ、大きな物議を醸しました。テレビ朝日は、関東地方での放送を休止するものの、関西地方では放送を続けると発表しました。 「幸色のワンルームマンション」は、はくりによるPixivで不定期更新されている漫画作品です。物語は、両親からの虐待と学校での執拗ないじめに苦しみ、逃げ場を失った少女を主人公としています。そんな少女を、ある青年が「誘拐」します。この青年は、実は彼女を虐待者から守ろうとしていたのです(実際はストーカーですが)。さらに、幸の幸せを願って、本来の名前を捨てさせ、「幸」と名付けます。作中で幸は、自ら進んで「お兄ちゃん」と呼ぶ青年の傍に寄り添い、二人は結婚を視野に入れた同棲生活を始めることになります。 漫画原作のテレビシリーズ化が発表された後、多くのネットユーザーは、作者が否定しているにもかかわらず、作品が実際の事件に基づいていることは明らかであり、内容が犯罪を肯定しているように見えるため、被害者に二次被害を与えていると考えました。しかし、多くのネットユーザーは、放送中止は表現の自由と恋愛の自由の権利を侵害するとして、不満を表明しました。 |